ご近所のＫさんのお母様

（第１回）

Ｋさんとのお付き合いは開店以来だから２４年になります。
店頭にはっている吉報源のチラシを見て、うちの母親にどうかねと相談を受
けました。

３人のヘルパーさんが代わる代わるお母様の面倒を見ているそうです。
そのうちのお一人に、お母様が絡むんですって。

その内容は根も葉もないことで、どうやら痴呆が進んでいるらしい。
なにせ、９１歳だし。

そこで、吉報源を飲ませようか、どうしようか、会うたびに同じ質問をＫさ
んは私にするんです。

連休明けの７日に、Ｋさんがご自分の薬を取り見えた時、
じゃやってみると吉報源を１箱お買い求めになりました。

５月２０日にも、Ｋさんはご自分の薬を取りにみえ、その時お母様の最近の
ご様子を伺いました。

Ｋさん　：マスターねぇ、うちの母親だけどね。
　　　　　ヘルパーさんに絡まなくなったのよ。
　　　　　効いているのかね。

マスター：効いてます。（自信をもってお答えしました）

Ｋさん　：それでね、マスター。
　　　　　ベッドから起きあがる格好が違うのよ。

　　　　　前はね、起きあがって、ベッドの端に腰掛けてから、何度も何度
　　　　　も体を揺すりながらよろよろして起きていたのよ。

　　　　　それがね、ベッドに腰掛けてから、背筋を伸ばして、さっと立ち
　　　　　上がって、すたすたすたって歩くんです。

マスター：そのような話は、いくつも聞いてます。

Ｋさん　：ふーん、そうですか。

　　　　　それとね、自分でお漏らしをしたのがわかるんです。
　　　　　それも、トイレに行く途中、我慢しきれずお漏らしして。
　　　　　それを私に報告するんです。

マスター：ふむ、ふむ。

Ｋさん　：効いているんですかぁ。

マスター：間違いなく！

そこで、あと２回分しか残っていないからと吉報源を買ってお帰りでした。

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