前号 / INDEXに戻る / 次号

《19》やる気の出し方、お教えいたします

2004年07月03日

 なにかやらなくちゃいけないのに、やる気が出ないってありますよね。

 〆切が迫っていても気がのらないというやつです。

 ああ、こまったものだと自分で思うのですが、
 気だけあせって、ますますやる気が起きない、...。


 「おーーい、なんとかしてくれーーッ。」


 はい、承知しました。


 では、やる気を起こさせる、取っておきの話を紹介いたしましょう。


  「やる気」を生み出す脳の場所があるのですよ。

  側座核(そくざかく)と言いまして、脳のほぼ真ん中に左右ひとつづつ
  ある。

  脳をリンゴだとすると、ちょうどリンゴの種みたいなちっちゃな脳部位
  です。

  ここの神経細胞が活躍すればやる気が出るのです。


 と、教えてくれたのは、東大助手池谷裕二さんと糸井重里さんの、
 対談本「海馬、脳は疲れない」(株)朝日出版社


 いい事を聞いたと、思いきや、この側座核は一筋縄では行かない。


 ポンとどこかを叩けば動いてくれるという代物じゃない。


 えーッ、たとえば、お部屋の片づけやお掃除を、やらなきゃ、やらなきゃ
 と思っていても、なかなかその気になれず、なんかのきっかけで、
 はじめたとしましょう。


 すると、のりにのって、部屋中、ピカピカになるまでやっちゃうって
 経験ございませんか?


 この時、側座核が働いたのです。


 側座核は、なかなか動いてくれないのですが、ある程度の刺激を与えられ
 るとさらに活動してくれます。


 なにせ、やる気がなくても、やりはじめるしかない。


 一度はじめると、やっているうちに側座核が自己興奮してきて、
 集中力が高まって気分が乗ってきます。


 この様な時、側座核は、海馬(かいば=情報の司令塔の役割)と前頭葉
 (ぜんとうよう)に信号を送り、アセチルコリンという神経伝達物質を送
 っています。


 この、アセチルコリンが、やる気を起こさせるのです。


   アセチルコリンとは、神経系の情報伝達に関与する物質の一つで、
   興奮に応じて放出され、シナプスを刺激することで伝達を行います。


 「なーんだ、そんな事かぁー」と、
 失望なさった方もいらっしゃるでしょうか。


 でも、私は、やり始めれば、もっとやる気が出る事を知っただけでも
 大収穫だと思います。


 実は、この文章を書く前、全然やる気がありませんでした。
 でも、無理矢理、自分に言い聞かせて、
 まず、一行目を書いたのです。


 すると、ここまで、たどり着いたというわけです。


   なせばなる

   なさねばならぬ

   なにごとも

   ならぬはひとの

   なさぬなりけり 


          上杉鷹山


 えらい!まさか脳の研究をなさったわけじゃないのに、
 はっきり「やれ」とおっしゃる上杉さんに対して、脱帽!!


 では、次号は、やる気を持続させる方法について書かせていただきます。
 これが、またおもしろいッ!!


 ■集中力と持続力をつけます。
 ●能活精(のうかっせい48カプセル=12日分)10,290円 (税込・送料無料)
 ▼↓お買い求めの方はこちら↓▼
  http://www.yagies.com/shop/02/016/



前号 / INDEXに戻る / 次号