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【やぎでもわかる?免疫学】 第37回

2004年06月30日

黒酢健康法は、すっぱさに効き目の秘密がある

 黒酢健康法を実行している人は、少なくないでしょう。


 その理由は??


 疲労回復、目がさめてやる気がでる、ダイエット、...。


 はい、いろいろ幅広い効き目を期待されて飲んでいらっしゃいますね。


 さて、お酢の本当の効き目を明らかにします。


 お酢そのもの匂いをかいだり、ちょこっと舐めて見ると、
 すっぱーいぃと、思わず目を閉じますね。


 涙が出たりしますでしょ。
 口いっぱいに唾液が溢れ出ます。


 これは、分泌が促進されているからです。
 お酢によって、副交感神経が活発になった状態を表しています。


 人間のからだは、いやなもの、嫌いなものが入ると
 外に出そうとします。


 それが、副交感神経反射です。
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 お酢は、本来、人間のからだにとって苦手なものです。


 小さいとき、すっぱいものが食べられない事ってなかったですか?

 甘いものは、いくらでも手がでますが、
 梅干しなどを、わざわざ取り除いたりはしませんでしたか。


 ところが、お酢健康法と言って、お酢はからだに良いと言われています。
 それは、以下の理由からです。


 酢の物を食べると、食欲がでます。


 それは、すっぱさは、苦手な味なので副交感神経反射が起きて、
 副交感神経が支配している、胃や腸の活動を活発にします。


 だから、食欲が出ます。


 疲労回復に良いのは、お酢のすっぱさが、副交感神経を刺激して
 血管が広がるからです。


 血行が良くなって、十分な栄養がからだの隅々まで行き渡って
 疲れがとれます。


 そして、副交感神経の勢力が強まって、
 神経がリラックスして、癒されます。


 お酢を飲んでしばらくすると、からだがポカポカするでしょ。
 これも、血管が広がるのが原因です。


 じゃ、お酢をいっぱい飲めば、もっとからだに良いか???


 いいえ、お酢はお酒と同じ、酸化物質ですから、
 多くとると、交感神経を刺激して白血球の顆粒球が増えてしまいます。


 増加した顆粒球が、組織を破壊して、粘膜障害(血を吐く)や、
 多臓器不全をおこします。


 正直申し上げて、こうなるまでの量のお酢を、誰も飲めないでしょう。
 口に含んだだけで、吐き出してしまいます。


 副交感神経反射には、分泌と、もう一つ排泄があります。


 食物繊維をとっても、便秘が解消しない時など、
 少量のお酢を飲むと、お通じがつきます。


 これも、お酢によって副交感神経が刺激され、
 排泄を積極的に行っているからです。


 これからすると、お酢やすっぱいものを飲みたいと言う欲望が
 でるのは、ある程度加齢が進んでいると思われます。

 なぜかと申しますと、

 老廃物が溜まっていると、からだがそれを早く出そうとして
 すっぱいものを要求するからです。


 また、妊娠初期につわりがでたり、すっぱいものを欲しがるのも
 副交感神経刺激症状で、異物である胎児を排泄しようとしています。


 以上、お酢はすっぱくなくちゃいけないし、
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 また、少量取ることによって、からだの調子を整える力があります。
 


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