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【やぎでもわかる?免疫学】 第29回

2004年04月30日

【必読】ガンへの恐怖から逃れる

 どうも、「転移はガンが治るサイン」と言っても、にわかに信じがたい人
 は多いみたいです。


 そうは言われても、結果が出ないと納得できないし、結果はすぐには出ま
 せん。


 その間、淡い期待とふかーーい疑いの気持ちが行ったり来たりの時間を過
 ごさなければならない。これは、つらい。ストレスです。


 ここで、もう一回、安保徹先生の<ガンを治す究極の四ヵ条>を見直して
 見ましょう。


 一、生活パターンを見直す

 二、ガンへの恐怖から逃れる

 三、免疫を抑制するような治療を受けない。
   あるいは、受けてる場合は止める。

 四、積極的に副交感神経を刺激する。


 このうちの「ガンへの恐怖から逃れる」をまず、頭にたたき込む必要があ
 ります。


 一つの対応策として、ガンと共存する覚悟です。


 まず、ガン細胞は、どこで、どのようにして生まれるか、安保徹先生の著
 書「免疫革命」から引用させていただきます。


  からだの中で、ガンが起こる母体となる場所は、外胚葉から出来た臓器
  (皮膚と神経)の上皮、内胚葉から出来た臓器(消化管と肝臓)の上皮
  と、それら上皮にまじって存在する腺組織です。


  どれもつねに組織が再生している場所です。


  皮膚も再生しているし、腸上皮も再生しているし、腺細胞も再生してい
  ます。そういう再生が頻繁に起こっている細胞というのは細胞の分裂が
  盛んですから、増殖の失敗も起こるし、老廃物も出ます。


  すると、片づけるために顆粒球がおしかけます。ところが、上皮細胞や
  腺組織には必ず常在菌がすみついているので、顆粒球が行きつく場所に
  なっています。


  つまり、顆粒球の出す活性酸素にさらされる機会も多いのです。すると
  、活性酸素が増殖遺伝子にダメージを与えて、発ガンを促してしまうの
  です。


  遺伝子については、ここ十五年ぐらいの間に研究がひじょうに進みまし
  た。


  そこでわかったことは、ガン遺伝子というのは、そもそも正常な細胞が
  分裂、増殖するときの増殖関連物質の遺伝子だったということです。


  だから、再生上皮の細胞分裂が交感神経緊張状態の刺激によって増殖を
  あまりにも強いられると、顆粒球がおしかけて、活性酸素でダメージを
  与え、その増殖遺伝子にDNA変化が起こって、ガン細胞をつくる指示
  をだす遺伝子に変貌し、発ガンします。


  これが、発ガンのメカニズムで、べつに最初から悪性の遺伝子というも
  のはないのです。


 安保先生は、いとも簡単にあっさりと説明されていますね。ガン細胞も元
 は正常な細胞として育つはずだったのです。


 映画ロード・オブ・ザ・リングの様に、異文化の怪物が押し寄せて来たわ
 けじゃありません。ガン細胞を、分身と言っても大げさじゃないです。


 ヤギ薬局のあるお客様は、何十年もC型肝炎とつきあっていらっしゃる。
 小学生の時、予防注射を回し打ちしたのが原因です。
 (非常に悲しい現実なんですけど)


 だから、同級生の何人かが、その方と同じようにC型肝炎にかかってしま
 いました。生き残ってるのはその方だけです。


 その方は、こうおっしゃいました。

 「ウイルスを、憎んだり、殺そうとすると、彼らは暴れ出すんだ」

 「だから、寝る前に、今日もお互い元気だったなぁーー、って言うんだ」

 「だって、俺が死んだら、ウイルスも死んじゃうんだぜェ」


 そうなんです。ガン細胞も自分の体の一部です。おおらかな、やさしい気
 持ちを持ち続ければ、ガン細胞も、不要だと悟り、自殺して消えてしまい
 ます。


 そのために、以下の三つをやれば良いわけです。


 一、生活パターンを見直す

 三、免疫を抑制するような治療を受けない。
   あるいは、受けてる場合は止める。

 四、積極的に副交感神経を刺激する。



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