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【やぎでもわかる?免疫学】 第28回

2004年04月23日

ガン転移

 近所にお勤めで、私より20歳ぐらい下だけど、パソコン仲間として親し
 くお付き合いしているCさんのお母さんのお話です。


 Cさんのお母さん(私と同い年ぐらい)は肺ガンです。肺ガンが見つかっ
 て1年以上になります。ガン細胞が小さいと言うことで、今まで、手術、
 抗ガン剤、放射線の治療はやっていません。ご本人が、絶対にいやだと主
 張し続けているからです。


 Cさんは、お母さんのガンが見つかってすぐに、私に相談に見えました。
 彼は私と話をする前に、あらかじめ勉強したみたいで、メシマコブとサメ
 軟骨を食べさせたいが、どうですかと聞いてきました。


 そこで、私は、運良く手術、抗ガン剤、放射線の三大療法を受けられなか
 った人が、メシマコブやアガリクスを飲んでガンが消えちゃった。そんな
 人がいっぱいいることをお話しました。それから、Cさんのお母さんは、
 メシマコブとサメ軟骨を食べ始めました。


 ところで、Cさんのお母さんは、この3月に検査入院をしましたが、そこ
 でガン細胞が肩の方に転移しているのが見つかったのです。


 Cさんは、えらく気落ちしてその検査の結果を話しにみえました。


 その話を聞いたとたん、私は目を輝かせて叫びました。


 「おめでとうーーーー!!!」


 すると、Cさんは、きょとんとして立ちすくんでいました。


 私は、自分のデスクに飛んで行って、安保徹先生著「免疫革命」を持って
 来て123ページを開けて、


 「これこれ、太字で『転移はガンが治るサイン』と書いているでしょ」


 Cさんの顔は、みるみる生気を帯びだし、また目を大きく開いてその文字
 を追っていました。


 「ちょっと待ってなッ」と私は近所の本屋に行って、「免疫革命」を一冊
 買い求めCさんに手渡しました。


 「この本をさぁ、よく読んで、またお母さんにも見せてあげて」
 「9割方ガンに勝ったも同然なんだから、そうお母さんに言ってよ」
 そう、告げました。


 安保徹先生の「免疫革命」には、以下のように書いてあります。


 つまり、免疫療法を続けて、白血球のうちのリンパ球の数が増えると、リ
 ンパ球は執拗にガン細胞を攻撃します。その攻撃に耐えられなくなると、
 ガン細胞の一部が待避をはじめます。


 それが、転移です。
 転移したガン細胞は元々のものより弱く、間もなく消滅してしまいます。


 免疫療法を続けている時、熱や痛みやしびれが来る時期があります。これ
 も、リンパ球がガン細胞を攻撃している証拠です。


 ガン細胞の近くにある末梢神経が、リンパ球のガン細胞に対する攻撃の余
 波を受けている状態で、傍腫瘍神経症候群として知られています。


 つまりは、ガン細胞は弱い細胞です。


 ガンの研究のために、健康なマウスにガン細胞を注射しますが、1万個や
 10万個入れてもリンパ球によってガン細胞は殺されてしまいます。発ガ
 ンさせるには、100万個のガン細胞が必要です。


 ところが、放射線をあてて、あらかじめリンパ球の数を減らしたマウスを
 発ガンさせるには、1000個のガン細胞ですみます。


 免疫力(リンパ球の数を上げる)をつけておけば、ガンになりません。
 また、ガンになれば、リンパ球の数を増やせばいいのです。


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