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【やぎでもわかる?免疫学】 第05回

2004年01月08日

長寿の秘密はお風呂

 日本人は世界一長寿だそうで、

 その秘密の一つに「風呂好き」というのがある。


 ちょっと、熱めの湯(40〜42度C)に入り、

 のぼせないように肩は出しておき、体中の血が巡る。

 汗も十分出て、からだの中の毒が出て行くような感じがする。

 副交感神経を刺激して、ゆったりした気分になって、

 ストレスが解消される。


 こういった、湯は、やはり一日の仕事が終わった時が良い。

 お風呂の後、寝付きも良くなる。


 朝はですね、冬場は、はばかりますが、

 冷たいシャワーを浴びて、交感神経を刺激する。

 目がぱっちりとさえ、心拍数も上がるので、

 ハイな気分で、今日もがんばるゾーとなる。


 ただ、熱い湯は意外と体力を消耗する。

 健康な人でも、お風呂あがりに、ぐったりする事がある。

 お湯が熱すぎるのためで、お年寄りの風呂嫌いの原因はこれ。

 だから、温度を38〜39度にして、それでも長く湯につかっていると

 汗もでて、十分いやされる。

 病気がちの人も、負担のかからない程度の低温のお湯に入れば良い。


 お風呂の効用は、血行促進につきる。

 交感神経に偏った形で病気が起こっている人には、

 血行をよくすることは有効であるし、

 副交感神経に偏った、いわゆるリンパ球過剰の人たちの

 アレルギー症状をとるためにも、血行はよくした方がよい。

 血行がよくなれば、炎症が早く極期を迎えて消退期に入るためである。


 血行不全の極限にむくみがある。

 利尿剤は脱水症状があるので避けるべきである。

 血行がよくなれば、むくみはとれる。


  <脚注>交感神経に偏った形で病気が起こっている人、とは?

   胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、高血圧、糖尿病にかかっている人。


        参考文献:「こうすれば病気はなおる」安保徹、新潮選書
             「医療が病をつくる」安保徹、岩波書店


<マスター八木から一言>

 さら湯は、よくないと言われます。

 熱伝導がうまく行かず、皮膚の表面ばかり刺激され熱く感じるが、

 からだの芯まで暖まりません。

 そこで、熱伝導をよくするために、入浴剤のご使用をおすすめします。



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